2013年03月27日

銀座・春のパレード 「GINZA 花道」

銀座・春のパレード 「GINZA 花道」


3月27日@銀座通り
http://www.ginza.jp/archives/8420

都内の桜は満開なのに『花冷え』というには寒すぎる雨の銀座。

平日の昼間なのだから、仕方がないかもしれないけれど、
沿道を埋め尽くす人は、やはり年配の人が多い。

朝9時少し前に銀座に到着。
予定時間の10時を過ぎても、なかなかセレモニーが始まらない。
役者さんのどなたかが遅刻らしい。

待つこと約1時間半。
いよいよお練りがスタート。
木遣り唄を先頭に、纏、役者さんと続く。
木遣り唄


纏


先日、TVでパリオペラ座バレエ学校の様子を紹介する番組があった。
バレエのシーズン初日に、バレエ学校の生徒からエトワールまでが勢揃いする『デフィレ』が、紹介された。
歌舞伎役者の幹部さんから、子役までが並ぶ『お練り』。
その趣旨は全く同じだ。
blog.1001actus.com/defile-a-tokyo-de-63-maitres-du-kabuki-avant-la-reouverture-du-kabukiza-93477.html

『速ぇーよー!』と叫んでいた獅童さん。
獅童さん


本当にあっという間に通り過ぎてしまった。
沿道からは、感激とも、失望ともとれるため息が、あちこちから漏れる。

銀座中央通りを通行止めにしての、こんな大掛かりなイベント。
あっぱれ!
天気は雨だったが。。。
新歌舞伎座



注1)あくまでも私、Girasole、個人の感想です。
注2)文中記載のURLは、許可をとっていないのでリンクを貼っていません。

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Posted by Girasole at 18:00 Comments( 0 ) 歌舞伎

2013年03月23日

歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 -江戸の芝居小屋-

歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 -江戸の芝居小屋-

3月23日(土)@サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2013_1/?fromid=topmv

★本日3月23日は『六本木アートナイト』
サントリー美術館の入館料=500円
http://www.roppongiartnight.com/

歌舞伎の演目で何が一番お気に入りかと聞かれれば、舞台が美しく、かつ早替りや宙乗り、アクロバティックな動きが盛りだくさんな 『義経千本桜』。
その『義経千本桜』さながら、きょうの六本木は桜が満開でちょうど見頃。
展示されている屏風絵にも、歌舞伎観劇と桜が描かれているものがいくつかあり、今も昔も日本人の楽しみは、みな同じ。

歌舞伎芝居の祖とされる出雲阿国の紋は『菱形目結紋』。
その時代から、櫓太鼓があったなんて、知らなかった。

中村座の紋は角切銀杏だが、最初は舞鶴紋だったらしい。
五代将軍綱吉に娘 鶴姫が生まれ「鶴字法度」=庶民が鶴字・鶴紋を使用することを禁じたことをうけ、現在の角切銀杏の紋に変わったという。
へぇ。。。勉強になるなぁ。。。

江戸時代の歌舞伎小屋を描いた作品を観ながら「隅田公園の仮設の平成中村座の小屋を見ておいてよかったなぁ。。。」と、思っていると
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/ookabuki/reporter/?p=1358
背後から、年配のご夫婦の「こんぴら歌舞伎みたいねぇ~」という会話が聞こえ、
orz 負けた。。。と思う。
Girasole、まだまだ修行を積まねば!!(笑)

『高貴演劇遊覧ノ図』という絵画があり、解説に「井上 馨邸で明治天皇と皇后が・・・」とあり「え?自宅で歌舞伎って、どんな造りの家なの???」と思い、さらに読み進むと「そんな事実は無くフィクション」とあり笑える。

新しい歌舞伎座、まもなく開場!!!

注1)文中の敬称は、略させていただいています。
注2)あくまでも私、Girasole、個人の感想です。
注3)文中記載のURLは、許可をとっていないのでリンクを貼っていません。

タグ :展覧会東京


Posted by Girasole at 22:43 Comments( 0 ) 歌舞伎 展覧会

2013年03月17日

帰ってきた寺山修司×映画『さらば箱舟』上映会

帰ってきた寺山修司


3月17日(日)@世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html
http://www.setabun.or.jp/document/terayama2013_PR3.pdf

『私の墓は、私のことばであれば充分』

。。。私は、リアルタイムで「寺山修二」という男を知らない。
今の日本に、これだけのカリスマ性をもった人間はいない気がする。

4月に、あるイベントで、アーティスト向けのシェアハウスが実現するといい、というアイデアがあった。
まさに、世田谷区下馬にあった演劇実験室「天井桟敷」がそれ!

精力的に海外公演にも出かけているようすは、まるで平成中村座のようでもある。

『短歌の森』の展示の方法はとてもよかった。
充分に「言林浴」ができた。

そして。。。
本人は嫌うのかもしれないが、いかにも『東北の人』という印象を持った。

♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪
映画『さらば箱舟』上映会
http://www.setabun.or.jp/event/past.html

すこし離れた街まで行くと、こんな村が現実にあるような気がする。

昔、家族でサーカスを観に行った時、母が
『なんだかもの哀しいのよ、サーカスは。。。』と、言っていた。
この作品もサーカスのようににぎやかで、サーカスのようにもの哀しい。

女優 小川 真由美のなんともチャーミングなこと。
それに負けない程、山崎 努・原田 芳雄・石橋 蓮司。。。みな男臭い。

劇中、大作役の原田が冥土から女中 テマリ宛に書いた手紙
「こっちはいい女ばかりで目移りしているよ」が、やけにリアルな気がした。
本当に、いい役者さんだったな、原田は。。。

注1)文中の敬称は、略させていただいています。
注2)あくまでも私、Girasole、個人の感想です。
注3)文中記載のURLは、許可をとっていないのでリンクを貼っていません。

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Posted by Girasole at 23:45 Comments( 0 ) 映画 展覧会

2013年03月15日

清川あさみ「こども部屋のアリス」 絵本原画展

清川あさみ「こども部屋のアリス」 絵本原画展


3月15日(金)@ポーラ ミュージアム アネックス
http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/

3Dの作品は、世田谷文学館で観た「ムットーニのからくり劇場」のように、今にも動き出しそう。

子どものころ『不思議な国のアリス』の絵本を、何度も何度も読んだ。
そうそう、アリスの涙が海のようにあふれ、おぼれそうになってしまうんだよね、って懐かしく思い出す。
私が読んだアリスは夢から覚めると、お姉さんがいたのに、清川のアリスは独りぼっちだった。
なぜだろう???

まもなく、英国ロイヤル・バレエ団 「不思議の国のアリス」がやってくる。
清川がバレエの舞台美術や衣裳を担当したら、きっとステキだろうなぁ。。。

たとえば『くるみ割り人形』の、雪の場面や金平糖。。。
想像しただけで、ため息がでるほど美しい。

注1)文中の敬称は、略させていただいています。
注2)あくまでも私、Girasole、個人の感想です。
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Posted by Girasole at 23:24 Comments( 0 ) 展覧会

2013年03月15日

映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』




3月15日(金)@品川プリンスシネマ
http://sumasa-movie.com/index.html

「フツー」とか「あたりまえ」に生きることの大変さを痛感。

主役の3人、カフェのオーナー。。。どの女性も強くたくましく、そして、もろい。

カフェのマネージャー・アルバイトの面接に来た男性、いずれも男の哀しい性(さが)を背負っていて、それはそれで切ない。

矢野顕子が唄う劇中歌『PRAYER』が、この作品のすべてをあらわしている。

たいした起伏もないような仕立てなのに、なぜか涙がとまらなくなる。

母・娘・女ともだち。。。
女を支えてくれるのは、女なのかもしれない。

注1)あくまでも私、Girasole、個人の感想です。
注2)文中記載のURLは、許可をとっていないのでリンクを貼っていません。

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Posted by Girasole at 23:04 Comments( 0 ) 映画