2013年06月07日

「杮葺落六月大歌舞伎」 第二部

「杮葺落六月大歌舞伎」 第二部

『壽曽我対面』『新古演劇十種の内 土蜘』
6月7日(金)@歌舞伎座
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2013/06/post_57.html

新開場から早くも2ヶ月が経過した歌舞伎座へ。
地階のおみやげ屋さんも小屋の中も、あいかわらず人が多い。

『壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)』
-「所作」「足音」「食べ方」「話し方」が人の印象は左右する-
私はいつもそう思っているが、菊之助演じる「曽我 十郎」を観ていると、そのことは正しいと再認識できる。

「本当にこの人は菊之助なのか?」と、何度も配役表を見直す。
荒くれ者・品のなさを、みごとに演じ、海老蔵演じる弟 五郎が、いかにも五郎らしくみえる。

今さらながら、片岡 亀蔵と俳優 生瀬 勝久、二人は似てる…気がする
気のせいかな?


『新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)』
『土蜘』は、昨年2月、新橋演舞場での、中村勘太郎改め中村勘九郎披露公演と同じ演目。
新橋演舞場で勘三郎が演じていた番卒の役を、ここでは勘九郎が演じる。

新しくなった歌舞伎座で歌舞伎を観るのを、ずっと楽しみにしていたのに。。。
改めて勘三郎の不在を思い知らされ、喪失感に襲われる。
この舞台に立ちたかっただろうなぁ。。。

注1)文中の敬称は、略させていただいています。
注2)あくまでも私、Girasole、個人の感想です。
注3)文中記載のURLは、許可をとっていないのでリンクを貼っていません。

タグ :歌舞伎東京


Posted by Girasole at 23:45 Comments( 0 ) 歌舞伎